ダイエットやヴィーガンでお肉を断つと”どエライ”ことになった



こんにちは。

今日はお肉を取るのやめようかな、って考えてる方にお話をしようと思います。

・病気のためにお肉を控える食事療法をしてるけど調子悪いな、
・お肉って良くないって聞くしやめてみようかな、
・痩せたいからお肉はカットしようかな、
・ヴィーガン流行ってるけど痩せるかな、
・あのベジタリアンyou tuber、素敵!私もやってみたいな


こういうふうに思ってる方は、私のアホすぎる体験を ぜひお読みください

結論からいうと、私はガンを封じ込めようと
お肉・魚・乳製品をゼロにしヴィーガンに近い生活をして
体も精神も病む、という状態になり本当に苦しみました。

野生の肉食動物を見ればわかりますが、人間だって同じで、長い歴史の中で、肉は必要があってとってきたものなんだ、、と実感したお話

●お肉を取らなければガンにならない?


皆さんは、ラロン症候群患者という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ガンの食事療法を調べていた8年前に私はこの人々の存在を知りました。

エクアドル南部で孤立して暮らす彼らは、
遺伝子異常で成長ホルモンがないため、
成長が止まってしまい身長が わずか1メートル前後しかありません。

そんな彼らに 世界中の研究者たちが 大変注目し
様々な研究を行ってきました。



● 僕らは、がんや糖尿病にならない

ラロン症候群を持つ ある17歳の青年に インタビュアが訪ねてみたときのこと・・

「君は、自分たちについての研究結果の事とか知ってるの?」

子供用の靴を履いて座っていた青年は 地面に届かない足をぶらつかせながら
大きく体をのけぞって笑います。

「そんなの常識だよ。僕らはガンにも糖尿病にも ならないんだろう?」

そうなんです。
生物学者のバルター・ロンゴ(Valter Longo・南カリフォルニア大学)氏によると
彼らには糖尿病患者はゼロ。悪性腫瘍(ガン)の患者はたった一人いるが、それも命にかかわるものではない。
といいます。

びっくりのニュース。なんで?

ロンゴ氏の実験では、
「彼らから採取した血液に ヒト細胞をさらした後、前がん細胞なるように
細胞のDNAに傷を加えてみたのだが、DNAは損傷しないどころか、
アポトーシス(細胞死)が起こりやすくなった、という結果が出た」とのこと。

「彼らの血液には 成長を促す インスリンIGF-1(成長因子)が欠落しており、
そのためにガンや2型糖尿病が起こらない。」

つまり

「 IGF-1がない血液では、DNAが傷つきにくくアポトーシス(細胞が勝手に死ぬ)が起こりやすくなるので
細胞が傷をついてガンになることも少なく、できたとしても細胞が自然に自滅する」

というのです!!!

ロンゴ氏の研究から分かっていることは、

・動物性タンパク質(肉類やチーズ・牛乳など)はIGF-1を増やす

・大量に食べるとガンや2型糖尿病の発症がUP

・死亡率が74%UP

・高タンパク食のリスクは喫煙 と同程度

という結果になっていました。

●もれなく極端な方向に走るバカなわたし


これを知ったとき、私は思いました。

じゃあ IGF-1を増やす肉とか乳製品を全く取らなきゃいいんじゃない??
 IGF-1 がなきゃガンだって広がらないんじゃない?!

ガンの標準治療(手術・抗がん剤・ホルモン療法)を一切やらないと決めていたので、体を立て直さないと、っていう焦りもあり、私は思いっきり極端な考え方に偏り、ヴィーガン生活はどんどん加速していきました。

この頃、心身ともに闇に真っ逆さまに転げ堕ちていくことになる、なんて1ミリも想像してませんでした



ウィーガン生活を続けた私の悲惨な体験談もぜひ読んでください

あせて読む:動物性タンパク質とらなさすぎて まるで妊娠5ヶ月のお腹に



今考えてみれば、研究をちゃんとみれば、
誰も一切 肉や乳製品を取るな、なんて言ってません。
高タンパク食にはガン発症のリスクを上げる傾向がある、という話です。
(これは本当だと思ってます。食べ過ぎは良くないのです)

お肉や乳製品にも栄養素があり良い側面があるので
それらを完全にカットすると私のような弊害が生まれます。

今の世界中で怒っているヴィーガンの流行は はっきり言ってすごく怖いです。成長期の若い人もたくさんやっています。
また逆に 筋トレブームでササミや胸肉ばっかり食べて糖質制限中だからと一切の糖分をカットしている風潮も同じように危険だと思っています。


●危ない方向に進む私を止めた遅延型アレルギー検査

頑張る人ほど、真面目な人ほど、情報の罠に陥りやすい、とはよく言ったもので、私がまさにそれ・・でした。
私はガン3大療法をやらないんだから・・という焦りもあり、自分で選択したことの結果を出して安心したくて、どんどん極端になっていきました。

人間は、今まで時間とコストを費やしてきたものを無駄にしたくないという気持ちから
正常性バイアスがかかり、体の調子が悪くても今信じていることを疑いたくない、という気持ちがあったようです。
ですが、調子が悪いのは気のせいではなかったのです。。

正常性バイアスとは

" 自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。

事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる "


”Wikipediaより”


ぜひ、いったん立ち止まって今の生活は間違えているかもしれないな、と頭を柔らかくして考えることで救われることもあります。

「間違えてたら、方法を変えて、そこからまたスタート」これくらいの気持ちが大事かもしれないですね。

私は信じてきたことを「間違えていた」と頭を切り替えるのはかなり大変でした。ガンを治癒させようと必死だったので、『葬られた第二のマクガバン報告』などを読んでいて「動物性たんぱく質がガンを誘発する」という思想にかなり影響を受けていました。

それでも、わたしが 決定的に「あ、自分は危ないんだ」と思うきっかけになったのは、
遅延型アレルギー検査で自分の血液の状態を数値化したことでした。

普通の疲れだと思っていたのに、この検査の結果は見るも無残なものでした。

頑張っているのに何かおかしい・・というときは
その感覚を大切にして 他の情報をあたったり、検査をして数値化することはとても役に立つと思います。





●結論:やっぱり何事もバランスだった

最近の流行りのヴィーガンでも肉食でも糖質カットでもそうですが、
you tubeなどを通して若い人にも大きく影響を与えています。
それを見て、じゃあ動物性たんぱく質は全部カットだわ!
じゃあ、肉だけ生活で糖質はゼロにしよう!
という極端な方向に走ると私のような症状に苦しみます。

普通に考えて田舎の100歳の長寿おばあちゃんおじいちゃんが
ヴィーガンや糖質カットをやっているなんてこと、まずないでしょう

やっぱり食事に関していえば、少しづつ楽しみながら有り難くいただく


よく噛む。
ゆっくり食べる。
食べすぎない

こういった昔から言われてきた月並みなフレーズが実は本当に大事なんだと心底思います

あせて読む:便秘解消!ぽっこりお腹を改善/膨満感や倦怠感のまさかの原因とは?










それでは今日はこのへんで
さようなら。


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