プロバイオティクスは逆効果?!頭が働かない、お腹が張る原因に?

プロバイオティクスが犯人だった?

 

最近とっても話題になるプロバイオティックス。腸内細菌をバランスよく保つのに一役買ってくれるので、手軽に取れるサプリメントとして女性の間でも摂っている人は多いですよね。

確かにプロバイオティックスは健康な人の大腸では、とてもいい効果をもたらします。

ですが・・

「ん?なんかプロバイオティックスを取り始めてから良くなったっけ?ってか、むしろなんか調子悪くない?・・🤔」

と思ったならば、ちょっと摂取を考えたほうがいいかもしれません。

せっかくお金と時間を使っているのに、実は逆に不調を悪化させる原因になっている、というケースも研究で分かってきました。


▶︎プロバイオティックスが逆効果になる人って?!

①腸の運動機能が悪い人

オーガスタ大学のサティシュ・ラオ医師によると、腸の運動機能に不調をきたしている人がプロバイオティックスをとると逆効果になるということが研究の結果で分かったそうです。

腸の運動機能が落ちていると、プロバイオティックスが大腸までスムーズに運ばれず、手前の小腸で止まってしまい長く停滞してしまいます。

すると小腸でプロバイオティックスの菌が異常繁殖してしまい、その結果いろんな症状を引き起こします。

*以下のような場合に腸の運動不全が起こっていることが見られるようです。

・糖尿病
・SIBO
・抗うつ剤を服用
・鉄過剰

こういう場合には、プロバイオティックスを取ることが、実は逆効果になる!と研究結果が出たので(2018)注意が必要です。

(2018年の比較的新しい実験です↓
参考元1 “Probiotic use is a link between brain fogginess, severe bloating” by Medical College of Georgia at Augusta University
参考元2 )


Satish SC Rao医師について
(めちゃめちゃすごい人です٩(ˊᗜˋ*)و

②SIBOがある人

ラオ医師によるとSIBO(小腸のバクテリア異常繁殖)がある人がプロバイオティックスを摂るとブレイン・フォグ(集中できない、ぼっとする)、急速な腹部の膨満感などがより顕著になるといいます。

なぜかというと

SIBOがあるとバクテリアが小腸で異常繁殖してしまっています。このバクテリアたちが食べたものの糖を発酵させるときに、メタンガスや水素ガスを作り、腹部を膨満させます。
(私がコレでした。何を食べてもプ〜〜〜っとお腹だけが妊娠6ヶ月?ってくらいに膨張します。朝起きた時はペタンコなのに!!そして常に便秘気味でした。)

こういう状態の人が、そこに加えて、プロバイオティックス(ラクトバチルスなど本来は良い菌) を摂ると、プロバイオティックスが食事の糖を発酵させてどんどんD乳酸を作り、増えすぎたD乳酸がブレインフォグを発症させます。

つまり、SIBOがある人がプロバイオティックスを服用すると、普通は小腸にはあまりないD-乳酸が増えてしまい、様々な症状が出てしまうということです。

こういうわけで、ラオ医師はプロバイオティックスはサプリメントとしてではなく薬として扱われるべきだとおっしゃっています。

加えて、ヨーグルト、ザワークラウト、キムチ、キーファー、ダークチョコレートなどは菌の数がプロバイオティックス・サプリメントほど多くないので、普通は安全であると説明されています。



私はSIBOで膨満感がすごかった時、よく頭痛も起こしました。時々起こる頭痛ではなく、一度頭痛が始まると3週間〜1ヶ月ほど続きます。キリキリ痛いというよりも、ボ〜ッと緩く「ああ、なんか頭痛いなあ」という感じでした。

これはブレイン・フォグに入るのかどうかはわかりませんが、D乳酸が頭痛を引き起こすという研究もたくさん見つかりましたので、SIBO中にプロバイオティックスを摂っていたのが悪かったのではないか?、、、と今考えたりします。



プロバイオティックスやヨーグルトを取り入れるタイミング

胃腸の調子が若干よくなった時にプロバイオティックスやヨーグルトを導入する際は、注意がとても必要です。以下の点に気をつけて見てください

❤︎ 注意1:

必ず「少量から少しづつ量を増やす」ステップを忘れないように。初めから多め量を摂ってしまうと、どういうわけだかバランスを崩し、また振り出しに戻る事例はよくあります。

❤︎ 注意2:

市販ではなく、できれば自家製ヨーグルトを作ってみてください。

・市販が4-8時間発酵なのに対して、自家製は36H発酵させるので、ラクトースがほとんど分解されています。

・著書『Wheat Belly』(ぽっこり小麦腹)が大ヒットした米国オハイオ州立大学病院の心臓外科医ウイリアム デービス医師が推奨するのは、ヨーグルト」を作る時にはReuteri菌を使って36時間させる、とのこと。私もReuteri菌を使いましたが恐れてた膨満感は起こらず、便秘もすっかり改善されてます)

・A1カゼイン不耐性の場合はアーモンドミルク、豆乳、ヤギ・羊ミルク(A2カゼイン)などから作る

・ホエイ不耐性の場合は上澄みのホエイ液を除く

まとめ


上記のプロバイオティックスを取らないほうがいいいタイプに属さない方、あるいは、胃腸の立て直しをやっていて随分よくなり症状が減ってきてそろそろプロバイオティックスをプラスして腸内環境を強化するかな、と考えている方、

このような方は、選べばいいのか?は、ぜひこちらもお読みください。

私の場合も、とことん胃腸がヘタってしまっていたのでプロバイオティックスをいきなり始めたのが良くなかったようなので、とりあえず、プロバイオティックスはやめて胃腸を立て直し(他の記事もどうぞ!)、ある程度、胃の膨満感が軽減されてから、徹底的に良質なプロバイオティックスを始めました。↓

手ごわい便秘に超おすすめプロバイオティクスはこれ!【アイハーブ】

「プロバイオティックスは薬として扱うべき」というラオ医師の発言からも伺えますが、プロバイオティックス選びは思った以上に難しいのです。

プロバイオティックスを摂取しだしてから、あるいは、ヨーグルトを多めに毎日食べるようになってから、なんか調子悪いなあ

、なんて感じる人は、少し参考にして見てくださいね。






それでは今日はこのへんで
さようなら。


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