
ビタミンDって、直接乳がんと関係ないのでは?と思う方も多いかもしれま
せん。ですが実は
「乳がんの人もそうでない人も不足するとホントに危ない」
という重要すぎるビタミンなのです。😱
ちょうど今、お家でこもりっぱなしの人も多いと思います。
「日光を浴びる時間がすくない」「間違ったダイエットをしている」こんな時にビタミンDは不足になりがちです。ですが、これは重大問題。
「なぜビタミンD不足だと、乳がんの確率も上がるのか」
について、今日は深掘りしたいと思います。

この記事を書いてるわたし:
2012年、乳がん告知。三大療法をやらず海外ガン・サバイバーの食事療法を猛勉強。 知識をコツコツ実践し気づいたら「無病のヤセ型」に。母のデブ遺伝子は引き継ぎながらも現在: 170cm / 52.5k/ 体脂肪 14.2% 「内臓脂肪率:100人中で1位、基礎代謝量:女子15歳」をIn body ランキングで取れて浮かれている私です。 お腹ポッコリがなくなり腰痛まで解消。「とても気楽でズボラな人生」を送ってます。
しっかり食べ物からビタミンDを取って、ウォーキングをして日に当たるようにする。これは、「健康を保ち気分良く暮らす」こと上で、と〜〜っても重要なことなのです。
わたしが、このことを実感したのは、ガン対策の食事療法を猛勉強して実践しているときでした。
●すべての女性は「ビタミンDと乳がん」のことを知ってなきゃ損
食事療法でガンを克服した海外の人たちの掲示板をみていると、いかにビタミンDの血中濃度をあげるか、「ビタミンD合戦」みたいな感じで意見交換がされています。😌
ホントに。すさまじい勢いで。
それほど、多くの大学や病院の研究・調査で分かっています。
がん対策にビタミンDは欠かせないのです。
カナダ統合医療ではガン患者にビタミンDを処方しているところも多く、
その量は1日あたり4000IU(国際単位)ぐらいで、だいぶ多いですね。
ちょっとデータをみていきますと・・・
「ビタミンDが欠乏してると、充分レベルと比べ転移のリスクが 94% 、死亡リスクが73% 高い!!!!」😱
✳️Pamela Goodwin氏(カナダ・マウントシナイ病院)の 乳癌患者512人を11.6 年も追跡した調査の結果です。
結論からいうと「乳がんの人はビタミンDが足りていない」ということがわかりました。
血中ビタミンD濃度は
・24.0% → 充分 (72 nmol/L超)
・38.5% → 不充分(50~72 nmol/L)
・37.5% → 欠乏 (50 nmol/L未満)
追跡期間中に「116人が転移を経験し、106人の女性が死亡」
「ビタミンD欠乏患者は、充分なレベルに達していた女性と比べ遠位転移のリスクが 94%、死亡リスクが73%高かった」 としています。
Yale School of Medicine (イェール大学医学大学院) も有益情報の宝庫
✳️Vitamin D council を設立したDr. John Cannellによると
「乳ガン患者はビタミンDが非常に少ない人が多く、乳ガン患者の中でもDのレベルが高い人は、腫瘍が小さい傾向にある。」としています。
(英語 Vitamin D society めちゃめちゃ情報が満載のサイト)
*じゃあ、一体、ビタミンDはどのくらいとればいいんだ?って言いますと
ハーバード大学をはじめとするビタミンDの専門家・科学者・医師たち48人で検討した結果がこちらです!
ビタミンDの血中濃度は
100-150 nmol/L
が妥当だよ、としています。
(100-150 nmol/L=40-60 ng/ml USA)
下記の表をみてください。
たとえば乳がん(上から三番目のピンク)
ベース値の62.5 nmol/L.に比べて
85 nmol/Lで30%
125 nmol/Lで83%
も乳がんリスクが減少するということがわかっています

✳️大学レベルの研究以外にも、実際に乳がんを自然療法で2度も克服したエレン・ジェイコブスさんのケースも興味深い。
ビタミンD 血中量はガン自然療法において とても重要です。
上記のデータで”充分”とされる72nmol/L超 をはるかに超える95ng/mlまであげて自身の乳がんを乗り越えたとおっしゃています。
こんな感じで「乳がんとビタミンDに確実に関係性がある」という結果は、めちゃめちゃあります。
これだけ多くの調査結果が出ていますので、ビタミンDが不足してないか、をいつも意識しています。
乳がんでない方も予防の意味でもビタミンDは、とっても大切なのです!!😌
